今年は本当に「電子書籍元年」なんでしょうか?ちょっとやきもきしている@to_sky_blueです
楽天が電子書籍端末を発売したり、AmazonがKindleを発売するので、にわかに盛り上がっているのかな?とは思いますが、そこんところどうなんでしょうね?
先行しているシャープの「GALAPAGOS STORE」とソニーのリーダー「Reader Store」を比較してみます
いろんな条件があるので、一概には言えませんが、「数」だけでの比較をすることにします。
- 書籍 43,030点
- コミック 20,164点
- 書籍 35,180点
- コミック 19,891点
うーん、こんなもんなんでしょうか?
iPadがでた時期あたりに結構盛り上がっていたようですが、全然少ないっていうのが印象ですね
やっぱり日本のメーカーがコンテンツを売るのは難しいんですかね?
日本の企業って、なんでも「自社」でやりたがるのが多い気がします。
全く違う異業種の分野に取り組もうとしているのに、そんな異業種に詳しく、ノウハウをもった優秀な才能がある人が自社にいるんですかね?
例えば外部からヘッドハンティングをした場合、その「ヘッドハンティングをされた人」が、目的に沿った全般の知識を持っているんでしょうか?
例えばネットのサービスを立ち上げるとすると、WEB周りの知識のようにシステム周りだとか、契約関係だとか、もろもろのノウハウを持っているのか?
役員クラスであれば、部下が全部セッティングして、決済をもらうだけのような気がします
それが上席の人の役割だから仕方ないですね
もちろん「idea」は持っているでしょう。
でも、その人は「idea」を持っているが、じゃあ招かれた方の会社のメンバーはそれについてこれるの??
その点外国企業は、うまいですよね
ノウハウをもった企業を買収してどんどんサービスを強化していく
例えば、googleもAppleも、マップサービスを提供していますが、純粋な自社開発ではない(はず)
一つの企業のideaを取り込んで、ブラッシュアップを行って、新しいサービスを提供する、それが新サービスになるわけです
必要であれば、複数の企業を買収してideaをさらに昇華していきます。
AppleのiTunesやiPodだって、元はといえばアメリカのスタートアップ企業のideaだった(はず)
そんなことを考えると、日本発のサービスはなかなか根付かないんだなと思います
もちろん、買収をした方がいいとかするなとかいう方法論ではなく、ideaを幅広く取り入れる素地があるのか?
日本のいわゆる大企業は、大企業病を患っていると感じています。。。。
定点観測:「GALAPAGOS STORE」と「Reader Store」の“蔵書点数”を比べてみた(6月29日編) (1/2) – 電子書籍情報が満載! eBook USER
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