マネジメントを科学する 短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント

短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント 
石田 淳

〜仕事で悩んでいるときに一冊の本と出会いました〜

マネジメント
一人の仕事から、複数人との仕事

あまり得意ではないほうなので、なおさら辛いです。
でも、どんなに探しても自分のコピーはいません。
言葉・行動でLEADしていくことが必要ですね。

さて本書ですが・・・


現在の一般的なマネジメント法は、「結果」にのみ焦点を当てている。
この行動科学マネジメントは、「結果」と「行動」にフォーカスを当てている。

”科学”という名がつくだけあって、実験再現性があります。
アメリカでは600社以上に導入されています。

ボーイング社やNASA、ウォルマートなど日本人でも名前は知っているのではないでしょうか。

このメソッドを学べば、以下のメリットを得られます。
1.短期間でリーダーの養成を実現できるスキームが分かる
2.すでに他の戦略メソッドや戦術を活用していても、融合して活用ができる
3.科学的根拠に基づいて、マネジメントの生産性を向上させる事ができる。また、その仕組みのどのように作ればいいかが分かる。
4.トップ社員のパフォーマンスを維持、継続できる。社内の機密ノウハウの流出を防げる。
5.アベレージ(平均)社員をトップ社員に伸ばせる。
6.アベレージ以下の社員をアベレージ以上に伸ばせる。
7.セルフマネジメントに応用できる。時間管理、行動管理、ダイエット、英語の学習、禁煙に応用ができる。

「2割8割の法則」
上位2割の人だけが成績を上げ、残り8割はパフォーマンスレベルを下げている。

行動分析は、下の8割のパフォーマンスレベルをいかに上げていくかを一つのテーマとしている。
「ピンポイント「メジャーメント」「フィードバック」「リインフォース」いずれに置いても、行動と結果の両方に焦点をあてている

結果だけを評価すると、下の8割が自発的行動につながりにくく、行動だけを評価をすると思わしい結果が生まれない
両者を評価するシステムを整えた時、初めて全社員のパフォーマンスレベルが向上する
信頼関係を築き、全社員のパフォーマンスレベルを上げる事が行動科学のマネジメントの最大の特徴である

行動を分解する
”行動”をひとくくりにするのではなく、”行動”の連続が最終的な「行動」「組織」となっているところに着目しています。
分解していけば、自ずとすべき事がわかります、

チェックリストの作りかた(行動科学マネジメントでは非常の大切なツール)
第一段階…業務の一連の流れを大まかに書き出す。
第二段階…パフォーマンスマップをつくる。先ほど分解した中から一つを取り上げ、業務を細かく分解する。
チェックシートは文言が重要
「タオルで拭く」ではなく、「タオルで拭き水分をとる」

パフォーマンスがあがる5つのステップ
ステップ1:ピンポイント  望んでいる結果に直結する行動を探す
ステップ2:メジャーメント 行動を数値化する。測定する
ステップ3:フィードバック 測定した内容を元に、フィードバック
ステップ4:リインフォースR+ 望ましい行動をとったとき、本人が望むものを与える
ステップ5:評価

さっそく明日から、この行動科学マネジメントを試してみようと思います。

・・・・という内容です。

科学的に実証を得られているだけあって、説得力があります。
ちなみに、アメリカで開発となると、アメリカ人の国民性などが影響されますが、この行動科学マネジメントは日本人の国民性にカスタマイズされているので安心です。

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北海道出身で現在福岡に在住の44才 ギターを弾いていてアメリカに留学をしていたこともあるが、いまはしがないサラリーマン ライブに行くのが趣味で、ロック、ポップス、ジャズ、フュージョンなど幅広く見に行く 新し物好きで、ガジェットが好き、読書も好き