知ってました?
綺麗と奇麗の違い
よく見る漢字だと思いますが、実は正しい使い方ってあったんです
どうも!@to_sky_blueです
綺麗
奇麗
どちらもキレイと読めますよね
でも、実は正しい使い方ってのがあったんです
綺麗と奇麗 実は正しい使い方があった
綺麗と奇麗
どちらもキレイと読みますし、どちらも意味は同じです
綺麗/奇麗(キレイ)とは – コトバンクより引用:
1 色・形などが華やかな美しさをもっているさま。「―な花」「―に着飾る」
2 姿・顔かたちが整っていて美しいさま。「―な脚」「―な女性」
3 声などが快く聞こえるさま。「―な発音」
4 よごれがなく清潔なさま。「手を―に洗う」「―な空気」「―な選挙」
5 男女間に肉体的な交渉がないさま。清純。「―な関係」
6 乱れたところがないさま。整然としているさま。「机の上を―に片づける」
7 (「きれいに」の形で)残りなく物事が行われるさま。すっかり。「―に忘れる」「―にたいらげる」
似たような言葉でいうと、「美しい」が近いのではないでしょうか
読み方同じ、意味も同じ、です
となると正しい使い方、っていうのは漢字の使い方です
綺麗・奇麗 正しい漢字の使い方がありました
結論から言うと、今は奇麗が正しいようです
調べたときは個人的には「えっ」でした
いろいろ調べると常用漢字に含まれるか否かが原因のようです
綺麗の綺という漢字は常用間漢字表に載っていない漢字です
ということは、学校では習っていない漢字になります
そういう訳で正しい漢字は奇麗と書くのが今は正しいようです
綺麗と奇麗の使い分け? – 日本語 解決済 | 教えて!gooより引用:
「綺」の字が常用漢字表にないからでしょう。
常用漢字表の前身である当用漢字表が制定されたとき、表外になった字のうちいくつかは、同音の漢字による書き換えが薦められました。昭和31年7月5日付の国語審議会報告です。
その中の一つに、「綺談」→「奇談」
があります。「綺麗」については、特に触れられていないのですが、「綺談」からの類推で「奇麗」と書くようになったのでしょう。
漢字本来の意味からははずれるのですが、近年では辞書にも載っており、広く認知されていると言っても過言ではないでしょう。
個人的にはですが、「奇」の時は奇妙と奇天烈とか使う漢字なのであまり良いイメージがありませんね
意味合い的には「めずらしい」「まれな」という意味があります。
どちらかというと、「綺麗」と書いた方が、なんだかその後の麗っていう漢字が引き立つ感じがします
「綺」という字は「麗しい」「はでやか」という意味です
いやいや、だったら「綺麗」がいいじゃないの?って思いますが、常用漢字の壁に阻まれて「奇麗」が一般的には正しいようです
なんですけどね・・・
でも、奇麗は「きれい」とかくのが正しい
でもですね、奇麗と書くのが正しいとは言え、実際に奇麗と書くかは別問題のようです
新聞、雑誌、公文書、情報白書とかの○○白書、など公に発行される文書では「奇麗」と書かず「きれい」とひらがな書きで表記されています
たぶん校正の工程を経ているものは「きれい」なんでしょうね
というわけで、このブログでも「綺麗」「奇麗」とは書かずにきれいと表現するように気をつけます
でも、でも、でも
意味からすると「綺麗」がしっくりするんですが、それはそっと胸に秘めておきます(ちょっと大げさですが(^_^;)
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日本語の表現に困ったらこの辞典がベストでしょうね
全国で必ず放送されているNHKでの漢字表記辞典ですから
Amazon | NHK漢字表記辞典 | NHK放送文化研究所 | 日本語研究 通販より引用:
日本語の漢字表記には様々な用法と表記がある場合がありますが、どの表記を用いるか迷った時の道しるべとして、NHKの長年にわたるアナウンスから生まれたノウハウは一つの基準になり、実用性が高い辞典と考えます。剛直な基準としてよりも問題の機微に触れる解説がついている項目があって、読み物としての面白さもあります